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自主制作アニメーションの作り方を解説しています!

動画を自分で作って公開したい人向けのサイトです!

項目別に役立つ情報を紹介していきます。

導入


『自主制作アニメーション』なので 一枚一枚絵を描いていってもいいんですが、絵心のない私にとってはハードル高過ぎ…。しかも 何百枚何千枚となると、どうみても無謀な計画なのは明白です。そんなのは『3DCGソフトウェア』でコンピュータに描かせてしまいましょう。モノを配置して動かして、カメラと照明をセットしてあげればアニメーションは出来上がります。奥は物凄く深いんですが、単純な図形の変形だけであれば、3分もあればアニメーションはできますね。手で描いたら、そんなスピードで仕上げるなんてのは絶対無理ですから…。※実際に3分でアニメーションを作る様子をキャプチャしてみました。
では、どんな『3DCGソフトウェア』がいいのか?実際に私が居たゲーム業界だと最初に『Softimage』が入ってきて、徐々に『3dxMax』『Maya』に置き換わった感じでしたね。ゲーム機でCGを動かすゲームエンジン側の都合もあるので、プロジェクト毎で同じ『3DCGソフトウェア』を使う必要がありましたが、職場で使うソフトウェアは無茶苦茶高価なんですよね。『Lightwave3D』を家で使ってる人は居ましたが、会社と同じものを個人持ちしてるという話は聞かなかったです。最近のゲームエンジン勢力図がどうなっているのかは置いておいて、一人で自主制作CGアニメーションを作るとなると 無料の『blender』以外を選ぶ意味は無いと思います。個人で使うに十分な機能(いえ、機能使い切れないと思います)、そのような『blender』がタダですから もう使わなきゃ損ですよ。

インストール


『blender』公式サイトのDownloadのページ( http://blender.org/download/ )からインストールできます。Windowsの64bit版・32bit版があるのを選ぶくらいで、導入するのには特に困らないと思います。※Windows設定の『バージョン情報』で、システムの種類が 64/32ビットオペレーションシステムどちらかなのかは分かります。

インストールできたら、最初に日本語版に設定変更しておきましょう。『blender』を立ち上げたら「File」メニューで「User Preferences..」を開きます。「System」タブの右下の「International Fonts」にチェックを付け「Language」を「日本語(Japanese)」に変更し「インターフェイス」と「ツールチップ」の2つのボタンをONすれば完了。「ユーザー設定の保存」をしておけば、再起動しても日本語化された『blender』が起動します。
導入
あとは『blender』を使いまくって自分のモノにしていきましょう。機能を覚えていくには、まっさらな初期状態の『blender』を立ち上げて単純な図形で試して理解するのを繰り返すのが近道だと思います。ちなみに『blender』はホイールクイックができるマウスが必須です。左手でキーボード 右手でマウス固定した状態で、効率良く作業を進めていきます。※左手のキー割り当てを、頑張って覚えていきましょう。

初期画面


『blender』起動直後の画面です。
導入
基本的には、メインの作業が『3Dビュー』ウィンドウで、各種設定が『プロパティ』ウィンドウ、時間軸が『タイムライン』ウィンドウです。『プロパティ』ウィンドウの上にいくつも並んでいるアイコンのタブを選んで項目毎の様々なセッティングをして『3Dビュー』ウィンドウで形を整えて確認しつつ作業を進めていきます。アニメーションの場合は『タイムライン』ウィンドウの時間軸を動かして、そこにキーフレームを挿入という感じ。実際に触って覚えていくうちに「この機能はココをいじるんだな」みたいに分かっていくので、最初から全てを理解する必要はないです。

出力


『F12』キーを押すと、カメラ視線でレンダリングしてくれます(作業モードに戻すには『Esc』キー)。こうして何度も出来上がりを確認しながら作業を進めていきます。※レンダリング結果をファイルに保存するのは『3Dビュー』ウィンドウのフッタに『画像』というメニューがあるので、そこから『画像を別名保存』できます。

アニメーションファイルを作りたい場合は『プロパティ』ウィンドウの『レンダー』タブにある『アニメーション』ボタンを押します。この『レンダー』タブ内の『寸法』で解像度(X:1920px,Y:1080px,100%)とフレームレート(60fps)を、『出力』という項目でファイルフォーマット(H.264)や保存場所等を設定できます。何でもできる『blender』と書きましたが、GIFアニメとして出力する事は残念ながらできません。このサイトのヘッダにもGIFアニメを使っていますが『blender』の出力画像を複数枚『Giam』等のアプリケーションに入れて、連結しGIFアニメとします。
導入
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